現在の情報システムは大丈夫か?
「情報システム」と聞くと、つい「ハードウェアとソフトウェア の組み合わせ」と考えがちです。そういった捉え方をしてしま っているためにいろんな支障が発生している例もよく見られ
ます。また、単にコンピュータに強いという理由だけで情報の 担当者が決められており、部門間の調整やベンダーとのやり とりがうまくいかず、費用ばかりかかって使い勝手が悪くなっ てしまったということもないでしょうか? 情報システムなくして現在の経営は考えられませんが、
その情報システムが「無用の長物」どころか「トラブルメー カー」にならない ように注意しておく必要があります。
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情報をストックとフローの切り口で分析する
情報システムの現状を把握し、自社の経営戦略から見て「ある べきシステムのあり方」を認識するためには、まず、自社を取り巻 く情報をフローとストックの2つの切り口で分析し、整理しておく必 要があります。 フローの視点から分析する場合、業務の流れと対応させながら 分解することが基本です。業務プロセスお よびプロセス間の関 連を押さえ、どのプロセスから、どんなタイミングでどのような情 報が入り(インプット)、どういう形になって出て行くのか(アウト プット)図示してみると問題点が明らかになります。 ストックの視点から分析する場合、情報の重要度に注目する必要 があります。経営者-管理者-担当者などそれぞれの階層にお ける重要度別の情報は何かどういう形態の情報が必要とされて いるのかを、階層軸と重要度軸のマトリックスで整理するといいの ではないでしょうか。
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経営の視点からメリハリのあるシステムを構築する
社内「情報」を分析し再評価すると、自社の経営課題のポイ ントと「情報」との接点や、自社の強みを活かしていくべきポ イントと情報との接点が浮かび上がってくるのではないで しょうか?情報システム導入を考えた場合はむやみに投資 せず、このようなポイントとなるべきところを重点的に考えるこ
とが求められます。 ポイントとなる部分について情報シス テム構築に取り掛かる場合、まず経営者と情報担当者およ び業務担当者が、「何を目指すのか」という『目的』を明確に し、かつ共有することが必須です。
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経営環境の変化に柔軟に対応できる仕組みを作る
情報システムは「情報」のストックとフローを管理する仕組みと述 べました。管理するということは情報が正確で滞りなく流通してい るかどうか「監視」することではありません。環境が変化すれば 経営戦略も変える必要があり、それに伴い「情報」の流れや重要 度も変化することは当然です。情報システムについても管理サイ クルを構築しておき、継続的な改善を目指していかねばなりませ ん。 
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